こんにちは。杉並支部長・塗木です。
1月14日。西荻南集会所にて「50代からの姿勢ケア教室」を開催しました。
健康のことについて、とても真剣に考えている方ばかりで、たくさん質問もいただきました。今回、西荻窪での開催は初めてだったため、「もっと早く知りたかったわ!」と嬉しいお声をいただきました😊
良い姿勢を保つのに必要な3大要素「運動、睡眠、栄養」のお話をさせていただいたとき、皆さん、栄養の話に特に関心を示されていました。
姿勢=背骨を映す鏡のため、骨を作る栄養素、カルシウムや鉄分をはじめとする「ミネラル」は特に重要です。
日本人は主に2つの理由により、カルシウムが不足しがちです。
①日本の土壌:日本の土壌は火山灰が積もった土地のため、土にカルシウム分が少ないです。そのため、水、野菜にもカルシウムが含まれておらず、カルシウムを取りにくい環境にあります。
②食生活の西洋化:日本食は元来、魚食主食としていました。そのため、魚や海産物からミネラルが摂れていました。
しかし、西洋化により、これらの食材を取る機会が減り(図参照)、慢性的なミネラル不足に陥っています。
ミネラル不足に陥ると骨はスカスカになり(骨粗しょう症)、もろくなります。
そうなると寝たきりの原因のひとつである骨折のリスクが高まります。
いつまでも自分の足で歩いていくため、必要な栄養は普段から意識的に摂っていきたいものです。