東京の姿勢美人と姿勢調整師

新東京カイロプラクティック協同組合 姿勢調整師会 公式ブログ

安全施術講習会(2019.3.11)、開催されました。

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2019年3月11日、中央区銀座にて、

カイロプラクティック安全施術講習会」

(主催 カイロプラクティック業協同組合連合会

日本カイロプラクティック協同組合連合会)

が実施されました。

カイロプラクティック安全施術講習会

 

 

内容は、以下のとおりです。

 

1. 業界の活動状況

2. 医師の医療倫理について

3. 危険な技術と対策(腰部)

4. 技術審査会

 

 

安全施術講習会の主催団体の一つ、

日本カイロプラクティック協同組合連合会の

山田事務局長より、

カイロプラクティック

手技療法業界の最新事情、

消費者庁の安全対策要請後の

業界の活動状況、

今後の課題などが共有されました。

 

 

 

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伊藤実佐子先生による医師の医療倫理についてのご講演

ウェルネスクリニック銀座 beauty & sports 院長

伊藤実佐子先生からは、

整形外科医でスポーツドクターという専門医の立場から、

医師の医療倫理についてご講演いただきました。

 

伊藤先生ご自身の現場での実例を交え、

医師がどのような理念に基づいて

選択の難しい場面でも判断をしていくのか、

どんなことを信じて活動されているのか、

のお話がありました。

 

整形外科、という

カイロプラクティックや手技療法と

関連の深い医療専門分野の医師の立場から、

危険な施術のあとにある更なる体への影響や

医療機関や医師との相互連携の大切さも

お話いただき、

今後の活動に生かしたい、

学びの多い時間となりました。

 

 

ご講演のあとで、

骨粗しょう症の方への対応についても

お話してほしい」

というアドバイスもいただき、

午後の施術の安全性についての講義に

生かすことができました。

 

この度はお忙しい中、

本当にご協力ありがとうございました!

 

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井元先生による危険な技術と対策

午後からは、

カイロプラクティック理学修士

健康科学博士の井元先生より

危険な技術と対策の講習がありました。

 

過去には「骨盤部」と

「頸椎」の講習を行いましたが、

今回は「腰部」に関する内容でした。

 

腰椎の構造、

腰椎の関節の特性などを確認したあと、

腰椎の施術で想定されるリスク、

危険の高い手技の具体例を学びました。

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危険な技術の一例

 

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危険と安全の違いを目で見て確認する

 

数センチ、数ミリ、の違い、

認識の違い、思い込み、

ほんの少しの違いで、

安全であるはずの施術が、

より健康でいるためにすることが、

危険な行為に変わってしまう、

ということを

知識としても

視覚的にも感じました。

 

 

最後の時間は、

技術審査会がありました。

(2019年の技術審査の未受審の方が対象)

 

自分が施術をしている姿を

その場でその瞬間に自分自身で見る、

安全かどうか確認する、

ということはできません。

 

人に客観的にチェックしてもらうことや

知識と技術の定期的な微調整は

どの施術者にも本当に必要だと思います。

 

 

 

 

手技による危害が

多く報告されている、

ということで

消費者庁からも厚生労働省からも、

業界としての対応が求められています。

 

「人のために何かしたい」

「誰かの役に立てたらうれしい」

という想いでしていることが、

 

同じ業界で

誰かを傷つける行為が

1件でも起こるだけでも、

「この療法は危ない」

「こういうところには行くべきでない」

という目で見られてしまいます。

 

 

「私は大丈夫」とか

「うちは安全です」とか

「あそこは危ない」とか

誰が正しい、間違っている、

ということではなく、

 

手技による施術を行っている業界の

全体の品質を上げていく必要があることを、

一人ひとりが認識すること、

 

安心して体をまかせてもらえる、

安全な施術が提供できる施術者を

一人でも多く増やしていくこと、

 

 

そのために

一人ひとりが声を上げたり

行動することが、

「本当に人のためになる施術」を

提供し続けていくために必要だ、

と改めて感じた時間でした。

 

 

カイロプラクティック安全施術講習会は、

年内にまた開催の予定があるそうです。

その際はまたご案内いたします。