新東京カイロプラクティック協同組合、
東京都姿勢調整師会の塗木洋平先生が、
2021年4月、日本カイロプラクティック協同組合連合会(JFCP)
より新しくJFCP認定セラピストに認定されました。
4月4日にJFCPの岸田和美理事長から
認定証とトロフィーを授与された塗木先生に
インタビューしてきました。
JFCP認定セラピスト、認定おめでとうございます!
塗木先生は、JFCP認定セラピストとして
ご自身が担っていく役割は
どんなことだとお考えですか?
手によるケアである徒手療法業界の
法整備化に尽力することだと考えています。
整体、鍼灸、マッサージなど
近所を歩けばたくさんの
徒手療法のお店を見かけます。
それぞれできること、
対応できる分野が異なっていること、
教育基準がそれぞれバラバラであることは
一般的にあまり知られていません。
私自身もかつて腰痛と首の痛みに悩まされて、
徒手療法を頼っていました。
根本的な解決にはならなかったため、
色々な療法を転々としていました。
そんな中、姿勢科学に出会い、
日本の徒手療法業界の現状を知り、
大きなショックを受けました。
人の体に何かしらの処置を加えるため、
最低限の技術や知識は
身につけていて当然だ
と思っていたからです。
現実はそうでないことが多く、
受ける側がケガや
事故に遭うこともあると知り、
「自分が今まで受けてきたものは
大丈夫だったのだろうか?」
と急に怖くなったことを今でも覚えてします。
「自分と同じような思いをしている人が
どのくらいいるのだろう」
「そういった現状を知らないまま
受けている人がどのくらいいるのだろう」
実際、姿勢調整師として活動してから
そういう人にたくさん出会ってきました。
まずは一人でも多くの人が
体に関する正しい知識や
徒手療法の選び方を知ることが
大事だと思います。
医学の歴史を見ると、
業界の実態を知った世論が
国や業界団体を動かし、
法律や医療倫理の整備がなされてきました。
徒手療法業界も同じように
健全化を図るため、
JFCPセラピストとして、
これまで学んだ知識を
地域の皆さんに広めていきます。
JFCP認定セラピストを目指す後輩たちに、
どんなメッセージを伝えたいですか?
徒手療法業界の健全化を進めるためには、
体に関する正しい知識や業界の現状を
伝えるお手伝いをしてくれる方を
増やすことです。
まずは自分の身近な人、
住んでいる地域の人たちに
学んだ知識や自分自身の思いを
お話ししてほしいです。
それがJFCP認定セラピストに
繋がります。
がんばってください。
最後に、この記事をご覧の一般の皆さまに、
これからの意気込みをお伝えください!
私は姿勢調整師として、
杉並区を中心に
姿勢や体に関する相談会や
説明会を行っています。
「肩こり、腰痛などの
体の不調がなかなかよくならない」
「いろんな専門家が多くて、
どれを選べばよいかわからない」
「専門家に頼るだけなく
セルフケアできる方法を知りたい」
活動を通して、
こういった声をよく聞きます。
自分の体のことを
一番良くできるのは自分自身です。
そのためにはまず
体や健康について知ることが大切です。
地域の皆さんが毎日快適に過ごせる
かっこいい体を手に入れらるように
これからも活動をつづけています。