東京の姿勢美人と姿勢調整師

新東京カイロプラクティック協同組合 姿勢調整師会 公式ブログ

教科書や荷物の重さの話、その後の話題

以前、小中学生の通学時の荷物が重い、

教科書が重い、

成長期の体への過剰な負担が気になる、

という話を書いたところ、

新聞社やテレビ局から

問い合わせをいただいたのですが、

 

学校に一部の荷物を置くことを

認める動きも出てきたようですね。

(^^)

 

 

重いかばん、どうにかして 「置き勉OK」じわり広がる:朝日新聞デジタル

朝日新聞DIGITAL   山下知子、峯俊一平

2018年5月26日19時9分)

 

何がいいか、

何がよくないか、

学校で生徒や先生や保護者の皆さんが

議論して考えていってもらえたら

いいな、と思います。

 

 

 

「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」開催しました!

 

2月25日(日)、

講演会「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」

を開催しました。

 

 

前半は、井元雄一健康科学博士より、

「姿勢と体のホントのお話」。

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まずは、姿勢の基礎知識を

お伝えしました。

 

よい姿勢とは、どんな姿勢なのか?

 

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ちょっぴりチェックもして。

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姿勢よく過ごすために

必要なポイントをお伝えしました。

 

 

後半は、大林素子さん登場。

 

大林さんのバレーボールをはじめるきっかけを

お伺いしたり、

体や姿勢についての考えや質問を

あげていただきました。

 

そして、

どうしたら体はやわらかくなるのか?

 

 

どうしたら、

大きく腕を動かすことができるのか?

 

 

 

よくある体の動きの要望に対し、 

体の動きと姿勢や体の状態との関係を

井元博士に解剖学と姿勢科学の観点で

解説してもらい、

 

姿勢が悪いとできなかった

本来の動きが、

姿勢を変えると

もっとよくできるようになることを

教えていただきました。

 

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姿勢が悪くなると、

体を支えるのに

体にかかる重さの負担は

本来の2~10倍に増えます。

 

さらに、スポーツでは、

通常の日常生活ではかからない

衝撃が体にかかります。

 

たとえば、

ラソンでは

ランニング着地時で

体重の3~4倍、

フィギュアスケートでは

ジャンプ後に体重の5~8倍の

負担が体にかかります。

 

そうした負担や衝撃で

起こる損傷の例としては、

腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア

靭帯損傷、半月板損傷、

ジャンパーズニーなど。

 

そうしたケガや故障が

パフォーマンスを左右するだけでなく、

選手生命の短縮につながるのです。

 

 

 

地球の重力の中で

いかに体を上手に支え、

いかに体を上手に動かすのか。

 

その秘密が

「姿勢」にあり、

なのです。

 

 

ちょうど、

NHKテキストの

きょうの健康」3月号

 NHKきょうの健康 2018年3月号 [雑誌] (NHKテキスト)

 に大林素子さんの

インタビューが

掲載されていました。

 

その中で大林さんが

健康維持のための運動について、

「一人一人、体の状態は違うこと」

「自分に合った無理のない運動を

見つけることが大事」

と答えていらっしゃいました。

 

まさにそれは

姿勢調整師である私たちが、

皆様にお伝えしていることです。

 

スポーツをしている人の中には、

体に合わない

無理なトレーニングで

体を壊す人もいます。

 

 

大林さんが

なぜそうした考えに

いたったかといえば、

 

選手時代に、体力づくりで

バーベルを上げるのに、

自分の体重以上の重さを

上げる選手もいれば、

そこまでできない選手もいる、

ということがあり、

同じスポーツをする仲間でも、

人によって体の状態は違うことを実感した、

ということでした。

 

一つのトレーニング方法が

全員に必ずあてはまるわけではない、

ということですね。

 

 

人生で5キロ以上走ったことない、

って、本当ですか。

意外すぎて、すっごい親近感!!! 

 

運動部の人って、

むやみに走ってる

と思ってました。笑

(↑ 運動部じゃなかった人の独断と偏見。)

 

 

姿勢の状態も、

100人いれば

100通りの姿勢があり、

 

「姿勢をよくするには

どうしたらいいのか」

という質問への答えは、

実は人の数だけある、

と言ってもいいのです。

 

栄養面の強化が必要だったり、

睡眠環境を見直す必要があることも、

ある筋肉の筋トレが必要な人もいれば、

筋トレをやったら

かえってよくない人もいれば、

ストレッチが必要な人もいる。

強化ポイントとなる筋肉の部位も、違う。

 

 

人によって、

「何をしたいのか」

「どうなりたいのか」

ということも違うので、

体の状態と

やりたいことに合わせて、

答えを選んでいくことが

必要になります。

 

 

その時に役に立つのが、

姿勢の見方や体の知識。

 

自分がどんなふうに立ち、

どんなふうに体を動かしているのか、

 

人の体の構造はどうなっていて、

どう働いているのか、

 

どこまでが自分自身でできることで

どこからは専門家に相談する方がいいのか、

 

を知ることで、

それを基準に、

自分に合った方法を

選んでいくことができるのです。

 

 

いろんなやり方、

いろんな理論、

いろんな考え方、

あるけれど、

選ぶのは、自分自身。 

 

自分の体のことを知る時間をつくることは、

未来の健康をつくる第一歩となります。

 

体の知識を知ってみると、

「ああ、これをするのは、

実は逆効果だった」

「自分がやっていたこの行動が

痛みのもとだった」

……と自らわかってきます。

 

 

これまでに行ってきた

自分の行動が

今の体を作っている。

 

ということは、

それを変えるのも、

自分自身でしかありません。

 

 

 

大林素子さん、

この度は本当に、

ゲスト出演ありがとうございました♪

 

大林素子さん主演

舞台「MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語」

9月東京公演、11月仙台・福島・会津公演

(チケット発売:近日公開)

エアースタジオ公式ホームページ

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大林素子さんの著作↓↓

チャンスの法則 (リンダパブリッシャーズの本)

 

 

 

東京都姿勢調整師会は、

姿勢や体の知識や最新情報を

地域の皆様にお伝えする活動をする

非営利の団体です。

 

↓今回の講師、東京都姿勢調整師会スタッフ一同。

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↓こちら、東京都姿勢調整師会、3月開催の姿勢と体のお話。

tokyo-shisei.hatenablog.jp

 

 

もっと深く

姿勢のことちゃんと知って、

本当に姿勢をよくしたい、

健康な体でいたい、

 

自分や家族の体を守りたい、

 

姿勢の専門家の仕事に興味がある、

 

という方は、

一般社団法人 日本姿勢科学学会が

開催している、こちらの一日講座がおすすめです。

 

www.kokuchpro.com

 

 

 

大田区 区教研養護部会講演会にて、子どもの姿勢と健康のお話

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大田区の「平成29年度 区教研養護部会講演会」で

講演「子どもの姿勢と健康のお話」

をお届けしてきました。

 

講師は、井元雄一博士。

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参加者は、小中学校の養護教諭の先生たち。

 

子どもたちの姿勢はもちろん、

大人の姿勢も気になる。

 

 

真剣なまなざしで

皆様お話を聞いてくださいました。

 

ありがとうございました!

 

 

 

東京都姿勢調整師会では、

学校、PTA、自治体、企業、グループ、

サークル、各種団体などに講師を派遣しています。

 

体の話、姿勢の話、

お届けします。

 

お気軽にご相談ください。

 

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2018年3月 姿勢の専門家・姿勢調整師による姿勢と体のイベントのご案内

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健康でいたい! 健康寿命が気になる!

 ↓ そんなあなたにはコレ!

寝たきり予防に役立つ姿勢の勉強会

体の使い方を姿勢の先生から学んで、痛みや不調を予防しよう!

3月8日(木)19時~20時 

@港区六本木 担当:前田

会場: KCSセンター六本木

港区六本木一丁目7-28 落合麻布台ビル604

お申込→ 電話 03-6459-1491

 

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自分の姿勢、体が気になる!

↓ そんなあなたにはコレ!

 

姿勢調整体験、個別相談会

個別にお話を伺い、姿勢調整を体験していただけます。

3月3日(土)10時~11時半 

大田区 担当:加藤

会場: 大田区民プラザ 第2会議室 

大田区下丸子3-1-3

お申込→ 電話03-6755-5823

メール tokyo-shisei@freeml.com 

 

 

 

お出かけお話会

あなたの好きなカフェで姿勢のお話ししませんか? 

こんなこと聞けないと思うような

小さなことでも遠慮なく聞けるお話会です。

3月18日(日)11時~13時 

@町田市 担当:山内

会場: 町田駅周辺地域

お申込→ メール tokyo-shisei@freeml.com (申込期限:3月10日)

 

 

猫背にサヨナラする方法、教えます。

この春、猫背とサヨナラしたい、というあなたに。

3月22日(木)19時~20時 

@恵比寿 担当:佐々木

会場: お申込みの方に詳細ご連絡します。

お申込→電話03-6755-5823 

メール tokyo-shisei@freeml.com

 

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姿勢ケアや健康の仕事に興味がある!

↓ そんなあなたにはコレ!

家庭・地域のヘルスケア、
姿勢調整師への道のご案内

姿勢調整師が、お仕事のこと、資格のこと、

体のこと、一般に思われていることの裏側を

こっそりぶっちゃける、かも。笑 

3月4日(日) 15時~16時 

@渋谷区恵比寿 担当:道野

会場:恵比寿カルフール A会議室 

渋谷区恵比寿

お申込→ https://reservestock.jp/events/242574

 

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子どもの姿勢が気になる。子育て中。

↓ そんなあなたにはコレ!

井元先生に聞く姿勢親子教室 子どもの姿勢と健康

子供や自分の体の気になること、

聞いて知って安心しておきましょう。

無料相談も先着順でうけたまわります。

3月13日(火) 10時~12時 

@世田谷区 担当:中尾

会場:宮坂区民センター 

世田谷区宮坂1-24-6

お申込→ https://goo.gl/Mcfmbr

 

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体を動かしたい! 無理なく歩きたい。

↓ そんなあなたにはコレ!

姿勢美人のウォーキングレッスン
ちょこっと散歩 in 恵比寿

一緒に恵比寿の街を案内しながら、

姿勢のお話、歩き方のポイントをお伝えします。

3月4日(日) 10時~12時 

@渋谷区恵比寿  担当:道野

集合場所: KCSセンター恵比寿 

渋谷区恵比寿4-10-8 エビスビル301

お申込→ https://resast.jp/events/242387

 

 

 

 

 

 

 

 

2/25 「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」会場のご案内

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会場の大手町野村ビルはこちらです。

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大手町駅」をご利用の場合は、

B2a、またはA5の出口が便利です。 

 

 

JR東京駅ご利用の方は、

こちらをご覧ください。

 

改札口は、丸の内北口より。

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http://www.tokyoinfo.com/access/gate/

 

丸の内北口の改札を背に、

外に出ます。

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東京駅 丸の内北口

そのまま横断歩道を渡り、

左折。

(このビルは、日本生命丸の内ビルです。)

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日本生命丸ノ内ビル


すぐ、右折。

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直進した先にあるのが、

大手町野村ビル。

 

横断歩道を渡って、

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建物を右手に直進して、

右折してください。

 

入口はこちらです。

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 中のエレベーターで

17階におあがりください。

 

小学生も楽しめる姿勢のお話

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25日の「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」にお問い合わせいただきました。

 

2/25に運動がもっと楽しくなる姿勢のお話があると知り、興味があるのですが、こちらは小学生の子供も参加可能でしょうか?

 

はい!

もちろん、小学生の参加も

大歓迎です!

 

小学生にもわかるように

お伝えするつもりで

準備しています。

 

 

体に関する知識を

一般の方にお伝えする時は、

基準は小学生の語彙や知識で

お話することを考えています。

 

実は体のことって、

小学生が知っているレベル以上に

理解している人は少ないです。

 

何かの病気や怪我で、

すごくそれについて調べたことがあれば

他の人より体のことを

知っているかもしれませんが、

 

そんなことでもなければ

体の本当の情報に触れる機会は

ないんですね。

 

 

 

私自身、

姿勢科学を学んでみたら、

子どもの時から

知っていたらよかったな、

と思ったから、

小学生の参加を歓迎したいのです。

 

 

子どもの時に

姿勢のこと、

姿勢科学のことを知ってたら、

数学も物理も、

意味のわからない

ただの苦手科目にはならず、

もっと学ぶことを

おもしろがれたかもなぁ、

と思います。

 

 

ヒトの体は、よくできている。

 

一体誰の設計なのか、

と思うくらい、

知れば知るほど不思議で、

いろんなケースを想定して

作られている、

ように感じます。

 

その秘密に触れる時間を、

お楽しみください。

 

 

専門家に聞く「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」|その他スポーツのチケット情報・販売・購入・予約|e+(イープラス)

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フィギュアスケートと体づくり

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アメリカのBrigham Young Universityの研究によると、

フィギュアスケート

ジャンプをして着氷する時に、

選手の体にかかる負担は、

体重の5~8倍にもなるそうです。

 

出典元: 

news.byu.edu

 

ってことは、

体重50kgだとしたら、

体にかかる負担は400kg!

 

選手たちはあんなに華奢で、

演技で魅せる華やかな競技なのに、

過酷さはほかの競技に負けていません。

 

 

競技スケーターはトレーニングで

1日に50回近くジャンプを跳ぶそうで、

週に5日近くトレーニングしているとのことなので、

習慣的に繰り返し

その衝撃を受け続けているんですね。

 

 

体重の8倍という衝撃を

一旦体で受けとめ、

その衝撃の力を

できる限り速やかに

体外に逃がす。

 

ということができないと、

ジャンプの成功はない、

と言えます。

 

フィギュアスケート

ジャンプからの着氷後に

体が流されたり、

転倒につながったり、

ということが起こるのは、

その衝撃を

体がうまく処理できなかった時に

起こっている、

ということができます。

 

 

今回の平昌オリンピック

男子フィギュアスケート

金メダルをとった羽生結弦選手の

ジャンプの映像。

 


【NHK】驚異のジャンプ! 羽生結弦<ピョンチャン>

 

とにかく軸がぶれないですね。

 

飛ぶ前の回転から降りるところまで、

頭から足まで、

体の中心を突き抜ける線を

引いたとして、

それがぐちゃぐちゃ曲がったり、

倒れていったり、

しないわけです。

 

こんなふうに

飛び上がる前から着地までの間に

駒のように軸をぶらさずに

体を回転させるためには、

 

跳んだ瞬間の姿勢を保つための筋力と、

それを保つことを邪魔しない

体の軽さも必要。

 

 

どこかの筋肉だけが

異常に発達している、

とか、

下半身で支えなきゃいけないから

足の筋力を強化しすぎる、

ということをすると、

筋肉の重さにより

飛び上がる高さが不足したり、

着氷時の負担が増加したり、

ということにも

なりうるわけです。

 

 

プロアマに限らず、

スポーツをしている人の中には、

筋力トレーニングに重きをおいて

筋肉増強をはかることに

一生懸命なケースが見られますが、

 

実は、選手一人ひとりの

全身の姿勢バランスを見ながら、

そのスポーツの特性に合わせて

必要なことを必要なだけ行う、

ということが

怪我や痛みの予防になるし、

そのスポーツを本当の意味で楽しみながら

よい結果を出すことに繋がりやすいだろうな、

 

と羽生選手の

体のラインを見るたびに感じます。

 

 

羽生選手は11月に足首を痛めて

氷上のトレーニングを

長期で休むことになったそうですが、

そうやって常に衝撃を受け続けてきた

足をしっかり休ませたことが

今回は万全の状態で臨めて

結果的によかった、

と言えるのでしょう。

 

しっかり休息することも、

体が元気に動くためには

大事なことです。

 

オリンピック選手の映像を見たり、

エピソードを聞いていると、

私たちが日ごろの体づくりにおいて

大切にしたいヒントに気づくことができます。

 

eplus.jp

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専門家に聞く「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」

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