こんにちは。東京都姿勢調整師会より、
熱中症アラートのお知らせです。
私たち、東京都姿勢調整師会は、
姿勢の専門家ですが、
東京の皆様の健康を守る仕事として、
熱中症予防声かけプロジェクトのメンバーとしても
活動しております。
新型コロナウィルス感染症の動向も気になりますが、
まずは皆さん、こちらをご覧ください。
一週間で
熱中症で救急車で運ばれた人が
1000人を越えました。
ちなみに、新型コロナウィルス感染症は、
最近は1週間に500人を越えずにいられています。
以下、厚生労働省の資料より、
熱中症の基礎知識。
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000124640_1.pdf
「熱中症」は、
高温多湿な環境に長くいることで、
徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、
体温調節機能がうまく働かなくなり、
体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく
室内で何もしていないときでも発症し、
救急搬送されたり、
場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、
体調の変化に気をつけるとともに、
周囲にも気を配り、
熱中症の症状
○めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、
筋肉のこむら返り、気分が悪い
○頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、
いつもと様子が違う
重症になると、
○返事がおかしい、意識消失、
けいれん、からだが熱い
今は、温度や湿度の変化に
体が慣れていない時期です。
長い外出自粛生活で
体力も低下しています。
救急搬送の比率では
高齢者が多いですが、
救急搬送にいたらない軽症で
済んでいる人もたくさんいるはずです。
熱中症には、
人間なら誰でも
何度でもなる可能性があります。
感染症ではありませんので、
ウィルスではなく、
人間の体の構造上、
日々の過ごし方で
いくらでもなる可能性があるのです。
あまり知られていませんが、
本格的な夏がはじまる7月以降ではなく、
5-6月から熱中症は出ているのです。
むしろ、今の方が
体が温湿度の変化に慣れていないため、
なりやすい、と考えてください。
今で1000人です。
7月以降、もっと倍増する、
と考えたらおそろしい話です。
今、マスクで顔を覆ったりして、
肌の露出部分が減っている分、
体は自然に体温の管理を
することができません。
自分の体の今の状態を常に感じてみたり、
一時間にコップ一杯の水を飲むとか、
自分で体調変化に気づいて調節することがしにくい
子どもやお年寄りに目を配るとか、
あらゆる人が健康管理を
意識的に行っていくことが
大事な時期だと思ってください。
もしも、熱中症が疑われる場合には、
こんな対処になります。
今の新しい生活様式における注意点を
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました(新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省
今日も東京は最高気温29度の
予報がでています。
自分の体の状態を
感じながら、
元気にこの時期をのりきっていきましょうね!
参考
(直近の熱中症のなりやすさ予報が見れます。)