元旦に起きた能登半島地震。
東日本震災の時に自分が感じたことを思い出した人も多いと思います。
東京は東北地域に比べて大きな被害もなかったので、その頃感じたことを外に向けて語る人はあまりいないのですが、どうなるかわからない不安と続く揺れへの恐怖を多くの人が感じていたのは事実です。
私は、当時会社員でした。
働きながら姿勢科学を学び、姿勢調整法を身につけることをしている時でした。
地震の当日は電車が止まって、自宅まで長い距離を歩いて帰った人も多くいました。
一晩中スマホやTVの警報音が鳴り、余震が続き、火事になるからガスも使えない。不安なまま朝を迎えた翌日、私は神奈川県内の姿勢ケア専門院にインターンとして入りました。
オフィスから部下の家を一軒ずつ回って送りながら一晩中会社から歩いてきた人。
多摩川にかかる橋を渡ってたくさん歩いて帰ってきた、という人。
こんな時に子どもを抱えて逃げられないような腰痛じゃ困るとあわててケアに来た人。
TVやスマホの警報音で気持ちが落ち着かない、と不安な顔で来た人。
さまざまでした。
地震はまだ安心できる状況ではなかったけれど、
どの方も、にこやかに、リラックスした笑顔でお帰りになりました。
その日のことを、私は今でも忘れられずにいます。
なぜなら私はこの時にはじめて、
「手に職をつける」という意味を理解したからです。
もし、職場も仕事も住む場所もなくなった時、
私にできることは何か?
どうやってまた生活を立て直していくのか?
手で人の身体をケアする仕事は、
自分の中にある知識と技術でやることができる。
道具や専用の場がなくても、できる。
ゼロになっても、またはじめることができる可能性を
もっている仕事なんだなあ、と思いました。
東京都姿勢調整師会と神奈川県姿勢調整師会では、
1月28日(日)、「姿勢調整師 資格取得説明会」をおこないます。
自分の手で誰かの健康、体、姿勢を変えることができる、
姿勢調整法の技術と姿勢科学の知識。
姿勢調整師として活躍していくにはどんなステップがあるのか。
どんな入口からどんなふうに身につけていくのか。
姿勢調整法でどんなことができるのか。
仕事にはしなくても、自分や家族や大切な人の体を守るために
どんなことをしていけるのか。
なんでもお伝えします。
一家に一人は姿勢に詳しい人がいれば
体のことで不安な時、安心させてあげられる。
姿勢を見たら、今の姿勢によって体に起こっている異常の原因を推測することができる。
そんな姿勢の専門家の資格です。
ぜひお気軽にご参加ください。
東京都姿勢調整師会
会長 道野恵美子
姿勢と健康の専門・ 姿勢調整師 資格取得 説明会
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